15年目の決断。年間16万円の手数料を払って、インデックスに負けていた現実

金融の「き」の字も知らなかった主婦が、夫のDCを選び始めて15年。

選んだ理由は、父のアメリカ株にしておきなという言葉と「なんとなく、ずっと右肩上がりっぽかったから」損していなければそれでよしとしてました。

我ながら大胆な根拠です。でも正直、それ以上の理由なんてありませんでした。


気になり始めたのは、たった一行の数字

半年前から、PIVOTで投資の話を聞くようになりました。最初は「へぇ」程度だったのが、だんだん自分ごとになってきて、気になる数字をAIに計算してもらうようになりました。

そこで初めてちゃんと向き合ったのが、信託報酬1.63% という数字。

資産920万円で計算してもらったら——

年間16万円。1日400円。

「400円か、安いコーヒーくらい?」

いや、待ってください。家で飲めるコーヒーを、15年間毎日外で買い続けていたってことですよね?しかも、暴落で資産が減った日も、一日も欠かさず。


隣の芝生を、初めてちゃんと見た日

私のDCで選べる外国株式は3本だけ。今まで自分の持ちファンドのグラフしか見てきませんでしたが、初めて野村のインデックスと並べてみました。

同じくらい、上がっていました。

手数料が10分の1以下で。

アクティブファンドが「守り」に入る分、上昇相場ではインデックスに置いていかれる——頭ではわかっていても、グラフで突きつけられると話が違います。


「オルカンじゃないと」と思っていた、その思い込み

私のDCにオルカンはありません。最初はそれが不満でした。

でも野村外国株式(MSCI KOKUSAI)を調べるうちに、考えが変わりました。

日本を除く先進国。円で暮らす私には、それが最高のリスク分散になります。しかもオルカンと値動きはほぼ同じ——そもそもオルカンも6〜7割はアメリカ株ですから。

そして私は毎月、自社株にも1万円積んでいます。

「先進国(野村)」+「日本(自社株)」=私だけのオリジナル全世界投資。

全部のピースがカチッとはまった瞬間、15年間の「なんとなく」がようやく終わった気がしました。

フィデリティ、ありがとう。

誤解してほしくないのですが、フィデリティは私の15年を一緒に走ってくれたファンドです。暴落時に市場平均よりダメージを抑えた実績もあります。「プロが24時間見張ってくれている」という安心感は、本物だと思います。

今の私には、「守り」よりも「コストの合理性」の方が大事だと。

15年連れ添ったフィデリティにお別れを言うのは、少し胸が痛いです。でも数字は嘘をつきません。

完璧じゃなくていい。今の自分に、これが最善だと思えるなら——それが答えです。


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