ニュースで知った「NISA貧乏」という言葉
先日の国会で、新NISAをめぐる「NISA貧乏」という言葉が議論にのぼりました。 非課税枠を埋めようと無理な積立をして、今の生活が苦しくなる本末転倒な状況……。
これを知ったとき、私はハッとしました。確かに「もっと若い頃から始めていれば」「時間が戻せるなら」と思うことはあります。でも、だからといって**「可能な限り投資しないと損」という焦りに飲み込まれてはいけない**、と強く感じたのです。
1. 投資は「将来の自分」を幸せにするためのもの
私たちが資産運用を頑張るのは、未来の自分を笑顔にするためですよね。 でも、そのために**「今の自分」をないがしろにしていい理由にはなりません。**
「可能な限り投資に回さないと損だ」という数字上の損得勘定だけで動くと、一番大切なものを見失ってしまう気がするのです。
2. 『DIE WITH ZERO』から教わった「経験」の価値
ここで皆さんにぜひ知ってほしいのが『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』という考え方です。 私も最近知ったのですが、人生で大切なのは「お金を貯め込むこと」ではなく「経験を最大化すること」だという内容でした。
- その歳でしかできない経験・失敗がある
- 友達との旅行や趣味を我慢しすぎない
- 「今の自分」にしか使えない価値がある
例えば、結婚してからでは難しい友達との旅行や、若い頃の感性で楽しむ趣味。これらを「NISAの枠を埋めるため」に諦めてほしくないな、と思うのです。
3. 「今」と「未来」の心地よいバランスを
過去を振り返って「もっと早く投資を始めればよかった」と思うのは、今の私たちが一生懸命生きている証拠。 でも、本当に大事なのは、未来の自分も幸せにしつつ、今の自分も大切にしてあげること。投資効率で言えば、1円でも早く長く運用するのが正解かもしれません。でも、人生の満足度で言えば、あの時友達と笑い転げた旅行や、夢中になった趣味のほうが、ずっと大きな『配当』を私にくれ続けています。
「今しかできないこと」にお金を使うのは、決して「損」ではありません。それも立派な、人生への投資なのだと思います。


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