【衝撃】年間取引額2億円で利益59万?元証券マンの父から学んだデイトレの現実

「えっ、2億……? おじいちゃん、これ桁を間違えてない?」

父の確定申告を手伝っていた息子が、年間取引報告書を見て思わず声を上げました。

私の父は現在77歳。いわゆる団塊の世代で、証券会社で営業職を務め、バブルの熱狂も知る「投資のプロ」でした。バブル後には念願のディーラー部門も経験しましたが、当時の証券業界の厳しい状況から早期退職。

その後、2003年頃のネット証券ブームに乗ってデイトレの世界へ。一時は現役時代の年収ほど稼いでいた時期もありましたが、リーマンショックで大暴落を経験し、一度は市場を離れました。

そんな父が、アベノミクス以降に再開し、今まさに戦っている「リアルな数字」を目の当たりにして、家族一同驚きを隠せませんでした。


■ プロの父が「2億円」動かした結果

現在の父は、元手50万円の信用取引というスタイル。(信用取引についてはまた今度書きます)
昨年、入院などで体調を崩してからは、バイトもやめてデイトレ一本。
寄り付きから引けまで画面に張り付き、毎日出来高やテクニカルを見て銘柄を決める日々です。

その父の今年の年間取引総額は2億円を超えていました。

何度も売買を繰り返した結果の数字ですが、肝心の評価益は59万円

正直に思いました。
「私のiDeCo(確定拠出年金)の評価額の方が良いじゃん……」と。


■ 「59万円」からさらに消える税金の無慈悲さ

ここが一番の落とし穴です。
株の利益には、約20%の税金が源泉徴収されます。

  • 父の利益: 590,000円
  • 引かれる税金: 約118,000円
  • 最終的な手残り: 約472,000円

2億円分も神経をすり減らして売買し、機関投資家の荒波に飲まれながら戦って、最終的に残るのは50万円を切る金額。

一方、私が続けているiDeCoやNISAなら、運用益はすべて非課税。
この差は、あまりにも大きすぎます。


■ AIの視点

この話をAIに相談してみたところ、こんな鋭い意見が返ってきました。

「お父様が生き残っているのは、元プロとして『ロスカットルール』を徹底しているからです。
初心者が『大きなリターン』を夢見てデイトレに手を出すのは、宝くじを当てるような確率に挑むのと同じ。
個別株デイトレは『才能と規律が必要な格闘技』ですが、積立投資は『時間を味方につける散歩』です。
どちらが主婦や初心者にとって再現性が高いかは、一目瞭然ですね。」


■ 私たちは「どの土俵」で戦うべきか

父はチャート研究が「生きがい」であり、それが楽しくてやっています。でも、資産を増やすことが目的の私たちが、同じ苦労をする必要はありません。

投資のイロハを知っている父ですら、これほど苦労する世界。
もし退職してすぐに「積立」をしていれば、もっと穏やかで豊かな投資になっていたかもしれません。

「デイトレで大儲け!」という華やかな情報の裏側には、こうしたシビアな現実があります。
私はこれからも、父のようなプロの技がなくても着実に資産を育てられる「楽天証券での積立」を信じて続けていこうと思います。

私の夫の企業型確定拠出年金14年の記録はこちら

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